【高級キーボード】キーボードに3万円を払う価値はあるのか?~『PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪』を1ヵ月使用レビュー~

デジモノ

新型ウイルスの影響によりリモートワークが世の中に浸透してきていて、自宅のデスク環境をより快適にしたいと考える方も多いのではと思います。

特にマウスとキーボードの操作感はリモートワークの快適性に大きく影響しますが、星の数ほど選択肢があり検討が難しい製品でもあります。

今回は、筆者が惚れに惚れたキーボード『PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪』の実機を1ヵ月使用したレビューをしていきたいと思います。

 

HHKBをおすすめしたい人

実際にどんな方におすすめしたいのか?

特におすすめな方は以下の通りです。

 

キーボードで文字を打つのが面倒に感じている人

仕事等で文字入力が多い人にはとてもおすすめなキーボードだと思います。

文字入力は単純作業で多ければ多いほど苦痛と感じやすいです。このキーボードは打鍵感・打鍵音がとても心地よく、入力作業が楽しみになります。

 

キーボードにデザインだけでなくクォリティを求める人

見た通り、非常にミニマルなデザインであり、純白の「雪」と漆黒の「墨」、灰色と白の「白」というカラーもあり、無地のキーも設定することができます。

また、打鍵感もさることながら、耐久性も非常に高い静電容量無接点方式を採用しているので、飽きることなく末永く愛用できる製品に仕上がっています。

 

今のデスク環境を快適なものにしたいと考えている人

今のデスク環境をより快適にしたいと考える方はぜひ選択肢に加えてほしい製品です。

 

どんなキーボードなのか?HHKBについて

石川県のPFUが制作・販売

日本のメーカーでも海外で量産したものを輸入していることが多いですが、このHHKBはすべてmade in Japanで作られています。

HHKBとは『Happy Hacking KeyBoard』の略であり、高級キーボードを検討する際には必ずと言ってよいほど名前が挙げられる製品です。

 

HHKBを導入するメリット

静電容量無接点方式を採用

静電容量無接点方式は高価格帯のものにしか採用されていない、打鍵感と耐久性を備えた入力方式になります。他に、メカニカル式・パンタグラフ式・メンブレン式がありますが、静電容量無接点方式は独特の使用感と耐久性から高い人気を得ている方式となっています。

静電容量無接点方式を採用しているメーカーは他に東プレNIZがあり、それぞれ2万円を超える高級キーボードを販売しています。

静電容量無接点方式の特長は

・うるさすぎない独特の心地よい打鍵感

・3,000万回の打鍵に耐える耐久性の高さ  であり、相棒として永く付き合える製品です。

合理的でミニマルなデザイン

プログラマーの目線で考えられた合理的で非常にミニマルなデザインも人気の大きな要因です。

ホームポジションを崩さない独特のキー配列は使う人を選びますが、アレンジが可能なので特に問題になりません。

また、見た目がとにかくシンプルでコンパクトで、筆者もとても気に入って使用しています。

接続台数は計5台まで可能

Bluetooth接続は4台、有線接続は1台、計5台の接続が可能となっています。

その切り替えは非常にスムーズで、「fn+control+数字(0~4)」を押すことで切り替えますが、1秒も掛からず接続端末の切り替えが可能です。

 

Type-S仕様

SilentかつSpeedのType-Sです。

従来のものに比べ静音化され、キーストロークも4.0mmから3.8mmに変更されています。

このキーストロークの変化により、さらに軽いタッチで入力することができるようになっています。

 

HHKBのデメリット

価格が高い

高級キーボードというだけあって価格は高く、本製品で36,500円となっています。

amazonのセールにより1割程度安く購入することができましたが、そうでもなければ手が出しづらいのは間違いありません。

ただ、購入してみてその価値が十分にあると認識しており、ストレスを感じにくく毎日触りたくなるキーボードに出会えたのは衝撃的でした。

 

賛否両論の電池式

実はHHKBは単三電池2本で駆動します。

バッテリー駆動が当たり前の昨今においては時代遅れに感じられるかもしれません。

しかし、これはHHKBを永く使用してもらいたいというPFUの開発コンセプトに由来するもので、劣化のあるバッテリーよりも代替が簡易な電池を採用しているようです。

電池の寿命は約3か月とのことですが、USB-Cを接続すれば電池がなくても駆動可能であるため、実用性には大きな影響はないと考えています。

 

まとめ

高級キーボード『PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪』のレビュー、いかがでしたでしょうか。

『キーボードに3万円!?』と思われるかもしれませんが、日々の文字入力が最高の体験になることを考えれば、僕はその価値が十分にあると考えております。

最近ではデジタルデバイスのレンタルもありますので、キーボードを検討されている方は一度お試しになられても良いかもしれません。

また、全国各地にHHKBの試打ができるお店もあるようですので、一度足を運んでみるのも良いと思います。

 

少しでも参考になったのであれば何よりです!

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